みなさんこんにちはALEXです。今回も特許事務所・弁理士のかたのための記事を執筆しています。
前回、特許事務所・弁理士の方のウェブマーケティングの活用法について、キーワードについて掘り下げました。
この分野は未開拓です。早い者勝ちの感があります。
さて今回は、具体的にウェブマーケティングを活用している特許事務所ってあるの?といいことについてお話しします。
ウェブを活用している特許事務所例
意匠登録について、ものすごくとんがっている事務所さんが大阪にあります。宮崎特許事務所さんが運営しているToreruというウェブサイトです。
最初は、「え?特許事務所のウェブサイトなの?」というほど洗練されたサイトデザイン、動線構成、CTAへのアシスト(「お申込み」クリックボタンをうまく押させることです)などどれをとっても今時のWEBサービスサイトに引けを取らない出来栄えです。当社案件をお願いしたいくらいです。
なんといっても魅力的なのが、「商標出願サービス」ではないでしょうか。
現在は、商標登録調査作業無料を提供している特許事務所はいくつかあります。しかし、調査日数に時間がかかったり、その後の出願費用は結構いいお値段だったします。ですが、Toreruさんは出願手数料は9,800円、またその後の請求手続きの費用も非常にリーズナブルになっています。
商標、特許出願は自分でできるけれど
実というと、商標検索そのものはどなたでも無料でできるのです、
私も、可能な限り商標出願や特許出願は自分でやりたい派です。ですが、商標登録は出願する分類というものがあり、この分類が結構面倒くさかったりします。また、特許で大変なのは特許権理科出願です、これはやはり弁理士さんでないと、というところがあります。ですので、効率という面で専門家に頼むのが一番良いのではないかと考えます。
専門家が一番
こういった価格を提供するためにToreruさんは一連の作業の効率化のためにシステム開発を行い、徹底した合理化を図っているそうです。すごく興味あります。クラウドなりITを活用して価格を引き下げても単なる価格競争にならないとう事例はアマゾンやZOZOタウンにもみられる良いビジネスモデルのテンプレートであると思います。
わたくしも、コンサルタントの仕事の中で、特許戦略、商標戦略を取り扱うこともあるので、ぜひ活用させていただきたいと思います。
今回の記事は、ウェブ技術を上手に活用した特許事務所さんの実例についてご紹介しました。
次回は「集客」「専門性」「NGワード」についてお話しします。
ありがとうございます。