リスティング広告は、運用がうまくいけばたくさんのユーザーをウェブサイトに呼び込みことができます。ただし、それはリスティング広告の運用方法を正しく理解していること、使用するツールをの正しい使い方を把握している必要があります。こういった作業はキーワード数が数10個程度であれば全く問題はないのですが、広告を大量に運用するようになると作業はとても煩雑になります。一日、コンソールとにらめっこ、ということになりかねません。
そんなときは是非GoogleのAdWords Editorを使って作業量を減らしましょう!AdWords Editorは、オフラインでアカウントの管理作業や、大量の追加や変更作業もスムーズに行うことができます。アカウントの掲載内容をAdWords Editorにダウンロードすることができるので掲載内容の把握も管理画面と比べてスピーディーに行うことができます。
今回の記事では、AdWords Editorのダウンロードから検索連動型広告とGoogle ディスプレイネットワークへの広告配信迄、AdWords Editorを使いこなすまでの最低限の設定やその手順をお話しします。
AdWords Editorをダウンロードする
次のURLからアプリをダウンロードしてください。
http://www.google.co.jp/intl/ja/adwordseditor/
Windows版とMac版が提供されていますので、自分のパソコンの環境にあった方のバージョンを選んでダウンロードしましょう。ここではWindowsのダウンロード方法をご紹介します。手順に従っていけば、簡単にダウンロードができます。ダウンロードが無事完了すると、スタートアップにAdWords Editorが登録されます。アイコンをクリックするとAdWords Editorがが起動します。
AdWords Editorの起動~設定
AdWords Editorを起動すると、まず表示言語を選択します。「日本語」をクリック。
次に利用規約の確認です。利用規約の文章を最後までスクロールすると「同意する」がアクティブになります。また、規約は保存、印刷が可能です。
次にキャンペーンの既定のターゲットを設定します。言語:日本、地域:日本とします。
次にアカウントの情報をダウンロードします。左上の「追加」をクリック。
Adwordsアカウントにログインします。
アカウントへのログイン方法が選べます。「ブラウザを開いてログイン」「アプリ内ブラウザからログイン」のどちらを選択しても問題ないですが、今回は「ブラウザを開いてログイン」する方法でご紹介します。
「ブラウザを開いてログイン」を選択すると上図のウインドウが開きます。
同時に、ブラウザ側にアカウントへのログイン画面が表示され、必要事項を入力すると上図のようなコードが表示されるので、このコードを先ほどのウインドウにコピー&ペーストします。
無事に認証が通ると、ダウンロードを確認するメッセージが表示されます。「すべてのキャンペーン」を選択して「OK」をクリックします。
Adwords Editorのメインとなるウインドウが開き、準備完了です。
AdWords Editorを使う際の注意点
AdWords Editorの使用時に最も大切なことは、必ず「最新の変更を取得」をクリックしてアカウントの最新情報をダウンロードすることです。これをしないと、アカウントで作業をして、アップロードした際に、アカウントの情報が先祖返りしてしまうことがあります。ですので、必ず「最新の変更を取得」することを忘れないでください。