みなさんこんにちはALEXです。Mauticの特徴であるスコアリング機能ですが、この機能を使いこなすためにはポイント、ステージというキーワードを理解することが必要です。この二つを理解することで「多次元スコアリング」という上級テクニックを導入することができます。
今回は「ステージ」について解説します。
ステージについて
スコアリングを使用したときのグラフを作ると下のようなグラフになります。
横軸は単にユーザーだけなので、次元はありません。
ここに、ステージという単位を横軸に加えてみましょう。横軸ステージ×縦軸ポイントでスコアを2次元化します。
例えば、ステージにコンタクトの種別を追加してみます。
ウェブサイトに頻繁にアクセスするけれど、見込み客にならない方っていませんか?たとえば学生さん、リクルート活動で情報収集をされているのですから、これは見込み客になりません。また、競合社の従業員。こちらも見込み客にはなりませんね。
こういった方々は属性を分けたほうが効率がよさそうです。今回は、コンタクト属性をステージの単位に使用してみましょう。
ステージ設定する
メイン画面の「ポイント」―「ステージ」ー「新規追加」をクリックします。
ステージ名を設定します。今回は「就活」とします。名前を入力したら「保存して閉じる}をクリック。
コンタクトを編集する
コンタクト画面で、ステージを割り当てたいコンタクトをクリックして編集画面を呼び出します。
画面をスクロールしていって、「ステージ」をクリックすると登録されたステージが表示されます。
今回は「就活」を選択。
コンタクトのイベントにステージが割り当てられました。
上記のように、「就活生」というステージを設定することで、最初のグラフは以下のようになります。
ステージをうまく活用することで、ユーザーの育成状況を多次元化することができます。
これで効率よいマーケティングを行うことができます。
ありがとうございました。