みなさんこんにちはALEXです。今回も引き続いてGoogleアナリティクスのビュー設定の際に必要な項目の解説です。
「URL クエリパラメータについて
ビューの管理画面を開けてください。
「URLクエリパラメータを除外」という項目が表示されています。「オプション」という記載があるので必ず必要というものではありませんが、一通り内容を理解しましょう。
クエリパラメータとは?
WEBサーバに種々の情報を伝えるためのパラメータです。
たとえば当ブログのブログ内検索で「SEO」を検索すると、URLには以下の様に表示されます。
http://alexandco-blog.tokyo/?s=SEO
この場合、「?s=SEO」がクエリパラメータです。
「?」+「変数名」+「=」+「変数の値」がクエリパラメータの基本構造です。パラメータは複数設定することが可能で「&」でつないでいきます。
ダミーパラメータ
クエリパラメータで例に挙げたのは動的生成ページでしたが、、静的なページ(.htmlや.htm)のURLの最後に「?」の付いた文字列(クエリパラメータ)をつけることもできます。ただし、この場合「?」移行の文字列はすべて無視されます。
ただし、この場合は「?」から後の文字列はすべて無視されるという性質がある。
当ブログサイトを例にすると、サイトのトップページにアクセスするためには通常次のURLを使います。
次のURLでもトップページにアクセス可能です。
http://alexandco-blog.tokyo/?mm-SEO
mmというパラメータは当サイトの動的ページ生成用のパラメータに利用されていないので「?」以降の文字列は無視され、その前のトップページが表示されます。
これが「ダミーパラメータ」で、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールや広告効果測定ツールで利用されています。アクセス解析ツールにはそれぞれ別のURLとして記録されます。
Googleアナリティクスで使われるダミーパラメータ
Googleアナリティクスでは、さまざまな計測をするためにどのようなダミーパラメータを使うかを定めています。
複数の変数を「&」で繋いで使われています。
詳しくは別項で解説するが、さまざまな広告からのランディングページのURLにこの広告トラッキング用のダミーパラメータを付与して、どの広告をクリックしての来訪が何回ぐらいあって、その人たちがその後サイトでどのように行動しているかを分析できるようにするために使う。変数を多数繋ぐことで、参照元のデータを詳細に取得しています。
パラメターの話が長くなってしまいました。本筋のクエリパラメータの除外について説明します。
URLクエリパラメータの除外方法
ダミーを含めたクエリパラメータにはいくつかのパターンがあります。
Google アナリティクスの広告トラッキング用ダミーパラメータ
Googleアナリティクスでは、広告トラッキング用に使えるダミーパラメータを設定することができます。これは、レポートに表示されるURLからは除外されるので、除外パラメータにする必要はありません。
管理パラメータ
セッション管理に利用しているパラメータの場合は別々のURLとして判別する必要性は低いので除外設定しましょう。
sessionID
という変数を入力欄に記入すればOKです。
商品IDに使用するパラメータ
ECサイトでは商品ごとのページのURLに付与された商品IDを表すパラメータがあります。本来一つ一つのデータを細かく解析する必要がないと考えます。
しかし、などの場合、もし異なるパラメータが付与された各ページを1つ1つ区別したい場合は、除外パラメータに指定するべきではない。
ただし、商品点数が膨大で一つ一つ解析することが不可能なケースでは、商品IDに関するパラメータを除外したほうがよいでしょう。
広告トラッキング用以外のダミーパラメータ
広告トラッキング以外の用途としてパラメータを設定している場合、パラメータ設定に何らかの意図をもってなされている場合があるので、これは除外しないほうがよいでしょう。
上記、クエリパラメータに関する解説でした。
ありがとうございました。